2016年3月30日から4月1日の間、マイクロソフトの開発者向けカンファレンス
「Build 2016」がサンフランシスコで開催されました。
その中で、”Windows10の大規模なアップデートが今夏リリースされる”という嬉しい発表が!
「Windows 10 Anniversary Update」の名称で、リリースから一周年にあたるこの夏に無償提供される予定とのこと。

主な更新内容は、

1. 生体認証機能 Windows Hello のサードパーティ提供

先回のブログでも触れたWindows Helloですが、指紋センサや赤外線カメラなどを使った生体認証の Windows Hello が、
とうとうサードパーティー開発者のアプリおよび新ブラウザ Microsoft Edgeでも利用できるようになるようです!

2. 手書き入力 Windows Ink のサードパーティーアプリ提供

マイクロソフトによれば、現在7割以上の人が1日1時間以上ペンを使っているとか。
ペンや指での手書きをサポートするWindows Ink機能が、サードパーティーアプリにも組み込み可能になるようです。

3. コルタナの強化

AppleのSiriのような、パーソナルデジタルアシスタント Cortana も強化。
現時点で1000以上のアプリが対応しており、昼食や交通手段の手配など、ユーザーの生活を予測して提案するんだとか!?
そう遠くない未来、SF映画のようにコルタナとの会話でパソコン業務ができる時代になるかもしれないですね。
個人的には、もやさまのナレーションみたいなカタコトな話し方を、もっと自然に修正して欲しいなぁ。

4.Windows10とXbox Oneの融合

Xbox One にもWindows10が提供されるようです。
内容は、コルタナの導入、Windowsストアアプリに対応、PCやモバイルと統一のアプリストア提供、
Xbox One の「開発者モード」ですべてのXbox One が開発者キット化するなど。
前世代・前々世代では対応していたのにXbox Oneでは使えなくなっていたバックグラウンド音楽再生も提供される。

2016年の現時点で、Windows10の普及は進み、すでに2億7000万台にインストールされているようです。
まだアップデートされていない方は、ぜひ無償アップデート期間中を利用されることをお勧めいたします。

ITかがわでは、Windows10へのアップデート、それによるOSの不具合改善、
プリンタ・ソフト類の専用ドライバやパッチをインストールするサービスも提供しております。

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